こんにちは!
firando経営
地方ブランディングパートナー
小値賀布美華(おじかふみか)です。

地方資産ブランディングに必要なのは《編集力》
地方創生事例として、取材をいただくことも多く
また、講演のご依頼もさまざまにいただく中で
firando立ち上げのプロセスを【地方資産ブランディング】として体系化し、企業研修として登壇させていただいたり、
一般に向けてのオンラインセミナー開催もしてきました。
なぜ過疎地で、未経験の専業主婦が起業し、2つのスイーツブランドを立ち上げ、さらにマーケティング・ブランディング・デジタル運用の会社を設立し、早々にクライアントワークを進めているのか。
『自走する地方創生』に求められる人材とは?
その答えは【編集力】にあるなってことが分かったので、シェアしていきますね。
地方でブランディングしたいと思ってる方。
あるいは、地方創生に貢献する人材を探してる方。
そんな皆さんに役立つ記事です。

「基盤の理解」が最短で結果を生む
唐突ですけど、自己理解を大切にしてます。
地方で言えば、『地元の理解』と同じ意味で
何事にも共通して言えるのが、基盤の理解の大事さ。
地元の歴史や価値を理解せずに、ブランディングしても浅いよね、最大化はできないよね、という話です。
自分を使って人生を生きる上で、自己理解が重要なのは、当たりまえですよね😊
0→1、つまりなにもないところから生み出す《クリエーション》を、さらに解き分けていくと、2通りあって
①これまでにないものを生み出すタイプ
②これまでにあるものを《目的に合わせて、編集して》生み出すタイプ
です。
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※クリエーション
新しく生み出すこと。ここではブランドを生み出す、商品・サービスを生み出す、販売戦略を生み出すなどと定義して進めます。※
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私自身は、②。
目的に合わせて、編集して、生み出すタイプ。
それぞれに強みがあるんですけど
仕事として成果を生みやすいのは②です。
理由は【すでにニーズがあるものを、どのマーケットに持っていくかを決めた上で、その場に合わせた、改善するクリエーションができやすいから】ですね。
①のクリエーションは、ゼロから生み出すので、個人的な世界観がベース。
つまり仕事として使うなら、ニーズを作る作業をしなければならないけど
①の資質の人は、ニーズを作るクリエーション能力は持たないのが、動きを止めてしまう要因となりますよね。
ニーズとは『他者』なので、使う視点がそもそも違うんです。
仕事として収益を生むクリエーションは難しい、ということになります。

地方創生に【編集力】が必要な理由
ではなぜ、地方資産ブランディングに、②の《目的に合わせて、編集してクリエーションする》が必要なのか。
この《編集力》が、すでにある地方資産、つまり、歴史や自然、文化、食資源、観光資源や建物など、地方が持っている資産を使い、
時代にあった、今、そしてこれから求められる新しい価値に、作り替えていく設計に変わるからです。
さらに、この編集力がどんな要素で成り立っているか、解き分けていくとわかることがあって
目的に合わせた編集するために必要なのが、《情報》ですよね。
情報がないと、材料がないと、目的に合わせた編集ってできません。
つまり、②の能力を持っている人間は『情報を集める能力も合わせて持っている』ってことがわかります。
わたし自身が情報を集めることができ、
それを目的に合わせて具体的な商品、パッケージ、販路選定、事業設計を、地方にいながら進めていけたのは
②の能力を、資質として持っていたからです。

編集力は「スピード」も合わせて生む
私自身において、周りに驚かれることが多いのが、「行動の速さ」。
実はこの編集力が、ひとつは影響を与えていることも分かってきます。
この資質だと、【既にあるもの】を使ってるから、物理的な速さを生むんです。
考えてみてくださいね。
レシピもない、誰も食べたことがないおいしい料理を生み出すのと
おいしいAと、おいしいBの料理を使って、超おいしいCの料理を作るの
どっちが速いか、確実か、ってことです。
そりゃ、後者が速く、確実に決まってる。
つまり、目的に合わせた編集力は《スピードも生んでくれる》のが分かりますよね。
ブランディングを体系化する人間が地方に必要だと、専業主婦時代から理解した上で、選んでました。
頭の中で、どの仕事、どのやり方を選べば未来がつかめるか、編集作業をしてたわけです。
編集にしても、正しい情報、編集法を学ぶことで、目的地に運ぶことができると理解し、情報を集めてもいますし
どのルートを選べば速いかも、頭の中で編集してるんですね。
編集した通りに進めてきた結果、起業から4年後には、2ブランド経営しつつ、ブランディング会社経営なんてことをしてるわけです。(本気でがんばってます)

地方創生に必要なのは【編集力を持った人材】
ここまで書いてきて分かったのは、地方創生は編集力がないと成功しないってことです。
言い換えるなら、スキルとして、編集力が高い人材を選ぶ必要がある、でもあります。
・収益を生む編集能力
・事業として成り立つブランディングができる編集能力
・集客できる編集能力
・海外流通を起こすための編集能力
人材は、目的に合わせて選ぶことで、相互に良い結果を生みます。
重要なのは、何が必要か、明確に把握することで
そのためには、自分の頭で考える思考力、表現する、伝わる言語化力、さらには発信力があれば、到達スピードが上がります。
物事を動かす人間は、これまず、理解してないといけないわけです。
適材を選ぶには、どんな人材を適材とするのか、分かってないとできないですよね。
私自身の直近の編集作業としては、MANGETSUのレシピ公開を検討してます。
これも、すでに事例はあるんですけど
そこから導線をどう動かしているか、どう影響を与えているか、もう少しリサーチしてその上で、自社でどう活用するか《編集する》。
クライアントにも、この能力を使ってサポートしてます。
とは言え、私が行う編集もまた、法則に従っているので
いずれこれを、ローカルブランディングカレッジ(大人が学べるブランディングスクール)として、必要な方に伝えていけるようにします。
クリエーションし、体系化し、スクールにし、そちらも事業として成り立たせる、っていうなかなかハードなことではあるんだけどw
スキルを高め続けるのも、楽しさなんですよね。
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